八千代(やちよ)町は関東平野のほぼ中央、茨城県の南西に位置するまちです。 都心まで約60kmの通勤圏内にありながら、自然豊富で暮らしやすさに定評があります。また、地盤が強く、災害に強いまちとして注目を集めています。

【茨城県八千代町への移住】まちの魅力や暮らしを解説

八千代(やちよ)町は関東平野のほぼ中央、茨城県の南西に位置するまちです。

都心まで約60kmの通勤圏内にありながら、自然豊富で暮らしやすさに定評があります。また、地盤が強く、災害に強いまちとして注目を集めています。

子育て支援や移住サポートも充実しており、とくに子育て世帯から人気を集めるまちです。

ぜひ本記事を読んで、八千代町への移住を検討していただけると幸いです。

1. 移住検討者が知っておくべき八千代町の3つの特徴

はじめに、移住検討者が知っておくべき八千代町の3つの特徴について解説します。

  • 都心まで約60kmの通勤圏内にあるまち
  • 町域はほぼ平地で地盤も強い、自然災害に強いまち
  • 「白菜」や「肥土(あくと)梨」などの農作物が豊富

1-1. 都心まで約60kmの通勤圏内にあるまち

八千代町は、関東平野のほぼ中央、茨城県の南西に位置し、首都東京へ60km、県都水戸市へ70km、科学技術の集積都市つくば市へ20kmの距離にあります。

主要都市から八千代町へのアクセス方法と所要時間は、下記URLを参考にしてください。

https://www.town.ibaraki-yachiyo.lg.jp/page/page000310.html

1-2. 町域はほぼ平地で地盤も強い、自然災害に強いまち

八千代町の町域はほぼ平地で、有効な土地利用が図れます。また、地盤が強いことから自然災害に強い特徴があります。

2011年3月11日に発生した東日本大震災でも、八千代町では大きな影響はありませんでした。

自然災害に強いまちへの移住・定住を検討している方は、ぜひ八千代町を候補に入れてみてはいかがでしょうか。

1-3. 「白菜」や「肥土(あくと)梨」などの農作物が豊富

八千代町の東側は水田地帯、西側は畑作地帯が広がっています。八千代町内ではさまざまな農作物が収穫できますが、とくに有名なのは「白菜」や「肥土(あくと)梨」です。

白菜

出典:https://www.zennoh.or.jp/ib/amore/people/019665.html

八千代町では、大正期から白菜の栽培が行われています。八千代町産の白菜は全国一の生産量を誇り、全国各地の市場に出荷されています。

八千代町では「白菜プロジェクト」と銘打ち、日本一の白菜をPRしてきました。

町内には、地元産白菜を使用した料理を提供する飲食店が数多くあります。毎年冬になると「白菜キムチ鍋」ののぼり旗がはためきます。

肥土(あくと)梨

出典:https://www.zennoh.or.jp/ib/amore/people/008468.html

肥土(あくと)梨とは、JAが認定した八千代町産の梨です。肥土(あくと)と呼ばれる鬼怒川沿岸の土地で、太陽光をたっぷり浴びて育てられます。

8月には幸水、9月には豊水、10月にはあきづき、新高が栽培されています。

2. 八千代町の暮らしに関する情報

ここまで移住検討者が知っておくべき八千代町の3つの特徴について解説しました。続いては、八千代町の暮らしに関する情報について紹介します。

人口21,055人(令和6年8月1日現在)
面積58.99平方キロメートル
学校数小学校:5
中学校:2
高等学校:1
気候年間平均気温14℃前後、年間降水量は1,250mm程度となっています。降雪量は極めて少なく温暖な気候といえます。
医療施設数病院:1
診療所:3
歯科:8
交通アクセス【バス】茨城急行バス
保育所・幼稚園保育園:4
認定こども園:5
賃貸の家賃相場(築10年以内)6.1万円(2LDK)

下記で八千代町が住みやすい理由について解説します。

  • 「出産子育て奨励金」や「学校給食費の無償化」などの手厚い子育て支援
  • 「転入者住まい応援助成金」や「空き家バンクリフォーム支援補助事業」などの移住サポートが充実
  • 子育て世帯や移住希望者が楽しめるスポットが充実

2-1. 「出産子育て奨励金」や「学校給食費の無償化」などの手厚い子育て支援

八千代町では、子育て世帯を全力でサポートしています。今回は、八千代町が取り組む代表的な子育て支援を3つ紹介します。

出産子育て奨励金

八千代町では、子育て世帯の経済的負担の軽減を図り「出産子育て奨励金」を支給しています。

令和4年4月1日以降に生まれた子どもを対象に、第1子から支給対象となりました。支給額は次のとおりです。

  • 第1子:20万円
  • 第2子:20万円
  • 第3子以降:30万円

出産子育て奨励金を受け取るためには申請が必要です。くわしくは下記URLをご確認ください。

https://www.town.ibaraki-yachiyo.lg.jp/page/page001717.html

医療機関での自己負担金無償化

八千代町では、令和6年4月1日より子どもの医療機関での自己負担金が無償となりました。対象は0歳から18歳まで(18歳に達する最初の年度末まで)です。

外来・入院ともに全額無償ですが、保険適用となるものが対象となります。また、申請が必要な場合もあるため注意してください。くわしくは下記URLから確認できます。

https://www.town.ibaraki-yachiyo.lg.jp/page/page009628.html

学校給食費の無償化

八千代町では、令和6年4月より町内小中学校の給食費を無償化しています。学校給食の無償化は物価高騰に伴う経済支援策のひとつで、子育て世帯への負担軽減を目的としています。

手続きは不要です。くわしくは下記URLをご確認ください。

https://www.town.ibaraki-yachiyo.lg.jp/page/page008041.html

2-2. 「転入者住まい応援助成金」や「空き家バンクリフォーム支援補助事業」などの移住サポートが充実

八千代町では、移住・定住希望の方に向けたサポートが充実しています。今回は、八千代町が取り組む代表的な移住サポートを3つ紹介します。

転入者住まい応援助成金

八千代町では、町内に転入し住宅を取得した方を対象に助成金を交付しています。

基本助成金は新築住宅が30万円、中古住宅が10万円です。また、新婚世帯(婚姻後3年以内の世帯)に10万円、子育て世帯に10万円が加算されます。

転入者住まい応援助成金の申請期限は、所有権の登記日から3か月以内です。くわしくは下記URLをご確認ください。

https://www.town.ibaraki-yachiyo.lg.jp/page/page001348.html

空き家バンクリフォーム支援補助事業

八千代町では、空き家バンク物件を購入し、リフォーム工事をされた方を対象に補助金を交付しています。

補助金の額は、補助対象事業に要した費用の3分の1に相当する額で上限30万円です。

空き家バンクリフォーム支援補助事業の対象となるためには、一定の条件を満たす必要があります。くわしくは下記URLをご確認ください。

https://www.town.ibaraki-yachiyo.lg.jp/page/page009606.html

八千代町わくわく茨城生活実現事業における移住支援金

八千代町では、茨城県と連携して八千代町わくわく茨城生活実現事業における移住支援金を交付しています。

本事業は、東京23区に在住または東京圏在住で東京23区に通勤する方の移住・定住をサポートする制度です。

一定の条件を満たし、茨城県が実施する「地域課題解決型起業支援補助金」の交付決定を受けた場合に移住支援金(世帯100万円、単身60万円)が支給されます。

移住支援金の対象となる要件が細かく定められているため、下記URLからご確認ください。

https://www.town.ibaraki-yachiyo.lg.jp/page/page008365.html

2-3. 子育て世帯や移住希望者が楽しめるスポットが充実

八千代町では、子育て世帯や移住希望者が楽しめるスポットが充実しています。今回は、子育て世帯におすすめしたい3つのスポットを紹介します。

八千代グリーンビレッジ

出典:https://www.ibaraki-keiyukan.com/bbq.html

八千代グリーンビレッジは、キャンプ場、アスレチック、温泉などを併設した複合施設です。自然林をそのまま生かして整備されているため、開放感があり心身ともにリフレッシュできます。

八千代グリーンビレッジ内にある憩遊館「やちよ乃湯」は、地下1,500mから湧き出た温泉を楽しめる施設です。露天風呂はもちろん、サウナや宴会場も完備されています。

キャンプ場にはコテージやバーベキュー施設もあり、リーズナブルな価格で利用できます。

連絡先  TEL:0296-48-4126(指定管理:株式会社クリーン工房)
担当部署産業振興課
住所・アクセス茨城県結城郡八千代町大字松本592
URLhttps://www.town.ibaraki-yachiyo.lg.jp/page/page000198.html

クラインガルテン八千代

出典:https://www.ibarakiguide.jp/spot.php?mode=detail&code=90

クラインガルテン八千代は、ドイツの農地賃借制度を模した市民農園です。八千代グリーンビレッジに隣接しています。

クラインガルテン八千代の敷地内には、「滞在型市民農園」と「日帰り型市民農園」の2種類があります。

滞在型市民農園は、1区画あたり270平方メートル(約81.67坪)の土地にラウベ(滞在施設)が整備された農園です。ラウベにはトイレやお風呂などが完備されています。

日帰り型市民農園は、1区画あたり約25平方メートル(約7.56坪)の農園となります。

連絡先  TEL:0296-48-4126(指定管理:株式会社クリーン工房)
担当部署産業振興課
住所・アクセス茨城県結城郡八千代町大字松本592
URLhttps://www.town.ibaraki-yachiyo.lg.jp/page/page000195.html

八千代町民公園

出典:https://sports.pref.ibaraki.jp/facility/facility-3070/

八千代町民公園は、「豊かで住みよくうるおいと活力のある町づくり」を目指して作られた町民公園です。

多目的グラウンドをメインにテニスコートや遊歩道なども整備されており、町民の健康づくりや憩いの場として愛されています。

公園内には約500mの桜並木があり、花見スポットとしても知られています。

連絡先  TEL:0296-48-2469
担当部署スポーツ振興課
住所・アクセス茨城県結城郡八千代町菅谷883-1
URLhttps://www.town.ibaraki-yachiyo.lg.jp/page/page000318.html

八千代町に移住したいと思ったらぜひご相談を

八千代町は都心まで約60kmの通勤圏内にありながら、自然豊かで暮らしやすいまちです。子育て支援や移住サポートも充実しています。

本記事を読んで、八千代町に移住してみたいと感じていただけたら、下記の「まちづくり推進課」までご相談ください。

あなたの疑問や不明点に対して、担当者が親身になって寄り添ってくれるはずです。

連絡先0296-48-1111
担当部署まちづくり推進課
住所〒300-3592 茨城県結城郡八千代町大字菅谷1170番地
公式サイトホームページ    https://www.town.ibaraki-yachiyo.lg.jp/

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