高知県仁淀川町は、仁淀ブルーと称される、日本トップレベルできれいな仁淀川が有名なまちです。

【高知県仁淀川町への移住】まちの魅力や暮らしを解説

高知県仁淀川町は、仁淀ブルーと称される、日本トップレベルできれいな仁淀川が有名なまちです。
水質日本一に輝いた実績もあり、ほかの場所にはない魅力があります。
農業や林業の就職支援制度や、子育て支援制度もあるため、豊かな自然の中で生活をしたい方や、子育て世帯にもおすすめのまちです。

高知市へも車で約1時間と通勤圏内であるのも魅力のひとつです。ぜひ今回の記事を読んで、高知県仁淀川町への移住を検討していただければ幸いです。

1. 移住検討者が知っておくべき仁淀川町の2つの特徴

それでは、移住検討者が知っておくべき仁淀川町の2つの特徴について解説していきます。

● 水質日本一!仁淀ブルーで有名な仁淀川のあるまち

● 土佐三大祭りの一つ、秋葉まつりが開催される伝統のあるまち

1-1. 水質日本一!仁淀ブルーで有名な仁淀川のあるまち

仁淀川町は、「仁淀ブルー」で有名な仁淀川の上流にあるまちで、仁淀川を中心に、大小問わず無数に流れる清流があります。

仁淀川は、国土交通省の全国の一級河川の水質調査において、2012年〜2016年の5年間で連続で日本一となり、さらに2018年〜2020年の3年間も連続で日本一となっています。
よって、過去10年間で8回も水質調査で日本一となっており、全国のみならず、世界屈指の透明度です。

また、まちの隅々に川が流れ、谷あいに道があり家があり畑があります。標高100〜600mほどの範囲に、大小150以上の集落が点在しています。

渓流や渓谷では、アユやアメゴ(アマゴ)の釣りが人気です。

1-2. 土佐三大祭りの一つ、秋葉まつりが開催される伝統のあるまち

仁淀川町は、土佐三大祭りの一つである「秋葉まつり」が開催される伝統のあるまちです。

秋葉まつりは「本村」「沢渡」「霧之窪」という旧仁淀村の別枝地区にある3つの集落からそれぞれ行列となって歩き、岩屋神社から秋葉神社までゆかりの地を半日をかけて巡るまつりです。

まつりの途中途中では長さ7m、重さ8キロもの鳥毛を10m近く離れた者同士が投げ合う「鳥毛ひねり」などが行われます。行列と一緒に移動したり、行列の通るポイントで待ち伏せたりと、それぞれの楽しみ方があるのも魅力で、特に、クライマックスの秋葉神社境内にて行われる鳥毛ひねりやお堂巡りは、緊迫した展開が大変な盛り上がりとなります。

秋葉神社の祭神は火産霊命(ほぶすなのみこと)という火の神様であり、秋葉まつりの装束は火消しの装束とされるほどです。

秋葉まつりは、土佐三大祭りのひとつであるだけでなく、高知県保護無形民俗文化財に指定されています。

2. 仁淀川町の暮らしに関する情報

ここまで、移住検討者が知っておくべき仁淀川町の2つの特徴について解説してきました。

それでは、仁淀川町の暮らしに関する情報について紹介していきます。

人口 (令和6年5月1日現在)4593人 世帯数 2677世帯
面積333km2
学校数小学校 3中学校 2
気候1月 平均気温 1.6℃8月 平均気温 30.1℃
医療施設数診療所 3小児科 1病院 1歯科 2
交通アクセス路線バス 2線
有効求人倍率情報無し (高知県1.17 R5.9)
保育所・幼稚園4
賃貸の家賃相場(築10年以内)2.5万~3万

下記で、仁淀川町が住みやすい理由について解説していきます。

● 高知市までは車で約1時間と通勤可能圏内

● 農業・林業への就職支援に力を入れている

● 子育て世帯が助かる支援制度が豊富

2-1. 高知市までは車で約1時間と通勤可能圏内

仁淀川町は、高知市までは車で約1時間と通勤可能圏内であることも魅力です。
基本的に、関東や中京方面、それよりも北方面や九州方面からは飛行機の利用が必要となります。関西・中国・四国各方面からは、鉄道か高速バスを活用できますが、仁淀川町内には駅がなくJR佐川(さかわ)駅が最寄りの鉄道駅となっています。佐川駅から仁淀川町中心部まで、車で30分ほどかかります。

仁淀川町を通る国道33号は高知市と愛媛県松山市をつないでおり、どちらへも車で行きやすくて便利です。

仁淀川町は、鉄道路線がなく、路線バスを運行していますが、一日数便の運行です。

よって、仁淀川町へ移住する際には、マイカーを所有するのがおすすめです。

ちょっとしたイベントやショッピングなど、休日をエンジョイするために高知市へ車で1時間、ドライブできます。

2-2. 農業・林業への就職支援に力を入れている

仁淀川町は、農業・林業への就職支援に力を入れていることでも有名です。

第一次産業が盛んで、今後の後継者を育成するために下記のような就職サポートを行っています。

・新規就農推進事業費補助金

仁淀川町内での就農希望者に対し、就農前から営農開始に至るまでの実践研修を行う場合、下記の条件で支援をしてくれます。

1. 研修開始時に65歳未満であること

2. 仁淀川町内に住んでいること

3.  研修終了後に仁淀川町で就農すること

研修期間1年以上2年以内
助成金額(研修者に対しての手当)上限15万円/月

・林業体験ツアー

2泊3日の日程で林業の現場視察や体験を行い、林業企業との交流を図ります。

参加費無料
交通費支給(上限:2万円)
宿泊費無料(宿泊先指定)

・林業研修制度

実際の現場で1年間研修を行い、研修終了後に町内の林業事業体へ就職する方に対しての支援です。就職に必要な資格も取得できます。

1. 仁淀川町に住所を置くこと

2. 18歳以上であること

3. 性別・経験は不問

4. 研修終了後は、最低2年間は町内の林業分野で就業すること

研修手当17万円/月
研修期間中の家賃無料

気になった方は、下記のお問い合わせ先へ連絡してみてください。

農林課TEL:0889-35-1083
仁淀地域課TEL:0889-32-1113
池川地域課TEL:0889-34-2114

現代は、第三次産業であるサービス業が発達していますが、農業や林業などの第一次産業があってこそです。
よって、未来の日本を支えるためにも仁淀川町へ移住して、農業や林業に従事してみるという選択をとってみるのもおすすめです。

2-3. 子育て世帯が利用できる支援制度が豊富

仁淀川町は、子育て世帯が利用できる支援制度が豊富です。
下記で、複数の支援制度を説明していきます。

・大学、専門学校及び高等学校等へ就学されている方への支援金給付

条件と支援金額は下記です。

条件

1.仁淀川町に住所を有している方の子。(※学生の住所は問いません)

2.以下の学校に籍を置く者(ただし、休学中の者は除く)

就学支援給付金

高等学校年額3万円
大学・専門学校等年額5万円

提出物

・仁淀川町就学支援給付金支給申請書兼請求書(様式第 1 号)

・在学証明書(各学校で発行する在学証明書)

・振込先口座を確認できる書類の写し

申請期限

原則として毎年6月末日。ただし、住民票の異動等特別の事情がある場合はその都度申請できます。

気になった方は、下記問い合わせ先や公式サイトホームページからチェックしてみてください。

申請・問い合わせ先仁淀川町教育委員会
TEL0889-35-0019
E-Mailkyouiku@town.niyodogawa.lg.jp
公式サイトホームページhttps://www.town.niyodogawa.lg.jp/life/life_dtl.php?hdnKey=2429 

・仁淀川町奨学資金の貸し付け

経済的な理由によって、修学が難しい生徒に対して、奨学資金を貸し付ける制度です。

条件

仁淀川町に2年以上住所を有し、町税等の滞納がない方の子で次の条件を満たす方。

1. 品行方正にして勉学意欲旺盛で学資支弁の困難な方

2. 高等学校(通信制除く)、高等専門学校(1~3学年)、専修学校(高等課程)に籍を置く方

貸与額

1カ月 6万円以内

この他にも、保育料無償、高等学校等通学給付金(3万円/月)、町内小中学校の児童・生徒の学校給食費無償などの制度がありますので、気になる方はお問い合わせしてみてください。

このように、仁淀川町では、子育て世帯を支援する制度が豊富にあります。
よって、「これから子育てをしたいけれど、都会では生活が厳しい」「子育て制度が充実しているまちで子供を育てたい」という方は、ぜひ仁淀川町への移住を検討してみてください。

仁淀川町に移住したいと思ったらぜひご相談を

今回の記事を読んで、仁淀川町に移住してみたいと感じていただけたら、ぜひ、下記までご連絡・ご相談してみてください。

あなたの疑問や不明点に対して、担当者が親身になって寄り添ってくれるはずです。

連絡先TEL:0889-35-1082
MAIL:niyodolife@town.niyodogawa.lg.jp
担当部署企画振興課
住所〒781-1592高知県吾川郡仁淀川町大崎200番地
公式移住情報サイトNIYODO LIFE |仁淀川町移住情報ポータルサイト
https://www.town.niyodogawa.lg.jp/iju/ 

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