日本有数の豪雪地域として知られる魚沼市は、冬は市街地でも 3mを越える積雪があります。また、魚沼産コシヒカリやユリの産地としても有名です。

【新潟県魚沼市への移住】まちの魅力や暮らしを解説

魚沼(うおぬま)市は、新潟県中越地方の南東部に位置する市です。

日本有数の豪雪地域として知られる魚沼市は、冬は市街地でも 3mを越える積雪があります。また、魚沼産コシヒカリやユリの産地としても有名です。

魚沼市では市を挙げて「住みやすいまち日本一」を目指しており、移住支援や子育て支援が充実しています。

ぜひ本記事を読んで、魚沼市への移住を検討していただけると幸いです。

1. 移住検討者が知っておくべき魚沼市の3つの特徴

はじめに、移住検討者が知っておくべき魚沼市の3つの特徴について解説します。

  • 美味しいお米で有名な魚沼産コシヒカリの産地のひとつ
  • 1年通して豊かな自然と温泉を楽しめるまち
  • 首都圏から意外と近いまち

1-1. 美味しいお米で有名な魚沼産コシヒカリの産地のひとつ

参照:https://ja-uonuma.or.jp/fanda-specialty/%e7%b1%b3/

魚沼市は、魚沼産コシヒカリの産地のひとつとして有名です。国内トップクラスのブランド米が生産されています。

日本有数の豪雪地帯である魚沼市は、市内全域が豊富な雪解け水によって米の栽培に適しています。

魚沼市では「農業日本一のまち」を目指しており、農業従事者の方にさまざまな支援を行っています。

例えば、農業経営を始めたい方には、年間150万円を最大3年間補助しています(条件あり)。魚沼市に移住して、米農家を始めることも夢ではありません。

1-2.1年通して豊かな自然と温泉を楽しめるまち

越後三山や守門岳浅草岳に囲まれた魚沼市は、1年を通して豊かな自然を楽しめるまちです。市内は田園風景が広がり、冬になると市街地でも 3mを越える積雪に覆われます。

また、市内には良質な温泉が点在しており、全国各地から温泉ファンが多く訪れます。開湯1,300年以上の歴史がある大湯温泉や「子宝の湯」とも言われている栃尾又温泉などはとくに有名です。

今回は、市内にある自然を感じられるスポットを2つ紹介します。

尾瀬国立公園

参照:https://www.iine-uonuma.jp/activity/natural_landscape/oze/

尾瀬国立公園は、新潟県・福島県・群馬県・栃木県にまたがる国立公園です。魚沼市は新潟県側からの尾瀬の玄関口となっています。

尾瀬国立公園は高層湿原である尾瀬ヶ原や尾瀬沼を、至仏山や会津駒ヶ岳などの山々が取り囲む美しい風景が特徴です。

季節によってさまざまな草花が咲き誇り、ハイキングコースとして人気を集めています。

連絡先025-792-7300
担当部署一般社団法人 魚沼市観光協会
住所・アクセス新潟県・福島県・群馬県・栃木県
URLhttps://www.iine-uonuma.jp/activity/natural_landscape/oze/

枝折峠(しおりとうげ)の滝雲

参照:https://www.iine-uonuma.jp/rider/spot/spot01/

早朝に奥只見・銀山平で発生した霧が雲海となり山の稜線を越え、まるで滝のように流れ落ちる「滝雲(たきぐも)」という自然現象が見られます。

車で行けて道路脇から手軽に滝雲を見ることのできる人気スポットとなっています。

ウォッチングポイントが複数あり、その日の雲の状況に合わせてポイントを選ぶことができます。

この神秘的な絶景を求めて全国各地からカメラマンをはじめ多くの方が訪れます。

連絡先025-792-7300
担当部署一般社団法人 魚沼市観光協会
住所・アクセス国道352号沿い大湯温泉から銀山平温泉へと続く途中の峠
URLhttps://www.iine-uonuma.jp/activity/natural_landscape/shioritoge/

1-3. 首都圏から意外と近いまち

魚沼市は新潟県の南東部に位置し、新潟県内でも首都圏に近いまちとして知られています。

魚沼市内には関越自動車道が横断しており、小出(魚沼)IC・堀之内ICが設置されています。

また、公共交通機関では上越新幹線浦佐駅があり、首都圏や県内主要都市までのアクセスは良好です。

魚沼市から東京へのアクセスは以下のとおりです。

  • 車:約3時間 東京⇔小出IC(関越自動車道利用)
  • JR:約1時間30分 東京駅⇔浦佐駅(上越新幹線利用) 

新幹線なら東京まで約1時間30分でアクセス可能です。首都圏へのアクセスがよい場所で田舎暮らしをしたい方また、二拠点居住をお考えの方には魚沼市をおすすめします。

2. 魚沼市の暮らしに関する情報

ここまで移住検討者が知っておくべき魚沼市の3つの特徴について解説しました。続いては、魚沼市の暮らしに関する情報について紹介します。

人口32,765人(2024年6月末現在)
面積946.76㎢
学校数小学校8校、中学校5校、高校2校
気候典型的な日本海型気候。夏は高温多湿で、冬は市街地でも 3mを越える積雪に覆われる豪雪地帯
医療施設数28院(うち総合病院2院)
交通アクセスJR上越新幹線:浦佐駅~東京駅 約1時間30分、浦佐駅~新潟駅 約40分
車(関越自動車道利用):小出(魚沼)IC-東京 約3時間、小出(魚沼)IC-新潟 約1時間
有効求人倍率1.13 (R5年度)
保育所・幼稚園13園(うち、私立4園)
賃貸の家賃相場(築10年以内)5.2万~5.6万円(1K~2DK)

下記で魚沼市が住みやすい理由について解説します。

ちなみに冬は3mを超える積雪に覆われることもありますが、道路については消雪パイプや除雪体制が整っているため、車の運転についての心配はありません。

道路除雪の様子は以下のURLより動画を視聴できます。 

・魚沼市公式チャンネル「除雪PR 道を拓く」

・新潟県土木部 「魚沼の建設プロフェッショナル 」(道路除雪編) 」

2-1. 子育て世帯を全力サポート

魚沼市では子育てのまち日本一を目指し、さまざまな子育て支援を行っています。

妊娠期から子育て期までの子育て世帯を全力でサポートしているため、「安心して子育てできる」と好評です。

今回は、魚沼市が取り組んでいる代表的な子育て支援を3つ紹介します。

すこやか子育て応援給付金

魚沼市では、魚沼市で生まれた子どもの健やかな成長を願って「すこやか子育て応援給付金」を支給しています。令和5年度からは第2子・第3子以降の給付額が増額されました。

  • 第1子:10万円
  • 第2子:15万円
  • 第3子以降:20万円

「すこやか子育て応援給付金」の詳細は以下のURLから確認できます。

https://www.city.uonuma.lg.jp/site/mamenko/2705.html

第2子以降の保育料無料

魚沼市では、全世帯で第2子以降の保育料が無料となっています。

魚沼市では第2子以降の保育料無料に制限を設けていないため、きょうだいの年齢や親の収入などは一切関係ありません。

国の無償化の対象外となっている部分を市が負担し、無償化を実現しています。

保育料の詳細は以下のURLから確認できます。

https://www.city.uonuma.lg.jp/site/mamenko/2647.html

こどもの医療費無料

魚沼市では、0歳から18歳までのお子さんにかかる医療費に対して助成を行います。

お子さんにかかる医療費(保険適用分)を全額助成します。一部負担金の支払いはありません。

国の公費負担制度(養育医療、未熟児養育医療など)との併用ができます。※所得制限はありません。

詳細は以下のURLから確認できます。

https://www.city.uonuma.lg.jp/site/mamenko/2651.html

2-2. 家族でアクティビティを楽しめるスポットが豊富

魚沼市はスキー場やキャンプ場が多く、家族でアクティビティを楽しめるまちです。

「自然の中で子育てをしたい」「子どもにさまざまな経験をさせてあげたい」と考える方には、魚沼市への移住をおすすめします。

都市と地方の2つの拠点に住居を構える「二拠点居住」もおすすめです。

平日は都市にある自宅で生活し、週末は魚沼市で生活してアクティビティを楽しんでみてはいかがでしょうか。

今回は、魚沼市にあるアクティビティスポットを3つ紹介します。

薬師スキー場

参照:https://www.iine-uonuma.jp/activity/winter/ski/ski_yakushi/

薬師スキー場は、魚沼市七日市にある人気のスキー場です。北向き斜面となっており、積雪・雪質ともに恵まれています。

初心者向けコースが中心のスキー場なため、家族連れの方も安心です。下方にあるなだらかで広いスペースは子どもの雪遊びに適しています。

連絡先025-792-9754
担当部署魚沼市産業経済部・観光課
住所・アクセス新潟県魚沼市七日市新田643-1
URLhttps://www.city.uonuma.lg.jp/page/2359.html

須原スキー場

参照:https://www.iine-uonuma.jp/activity/winter/ski/ski_suhara/

須原スキー場は、魚沼市須原にあるスキー場です。計11本のコースを用意しており、初心者から上級者の方まで幅広く楽しめます。

下方にあるレクリエーションゲレンデでは、子どもが雪遊びやソリ遊びなどを楽しめることから、ファミリー層からも人気のスキー場です。

レストランやキッズルームも完備しており、家族連れで1日中楽しめるでしょう。

連絡先025-792-9754
担当部署魚沼市産業経済部・観光課
住所・アクセス新潟県魚沼市須原1846-13
URLhttps://www.city.uonuma.lg.jp/page/2371.html

越後ハーブ香園入広瀬オートキャンプ場

参照:https://www.iine-uonuma.jp/activity/camp/camp_herbpark/

越後ハーブ香園入広瀬は、四季によってさまざまな草花が咲き誇る施設です。

施設内にあるオートキャンプ場は、各区画に木製デッキ、水洗トイレ、流し台などを完備しています。

さらに、共同スペースにはコインランドリーとコインシャワーもあり、女性グループや子ども連れでのキャンプでも安心です。

手ぶらでのキャンプも可能となっているため、キャンプデビューにもおすすめできます。

連絡先025-792-9754
担当部署魚沼市産業経済部・観光課
住所・アクセス新潟県魚沼市横根3118-1
URLhttps://echigoherb.jp/play/camp/

2-3. 「うおぬま健康ダイヤル24」で市民の健康促進をサポート

魚沼市では市民の健康増進を応援するために、「うおぬま健康ダイヤル24」を開設しています。「うおぬま健康ダイヤル24」とは、24時間無料で対応してくれる健康ダイヤルです。

具体的には健康や介護に関する相談、育児相談、医療機関情報の提供などに対応しています。

看護師やカウンセラーを中心としたスタッフが相談に乗ってくれるため、困ったときの強い味方となってくれるでしょう。また、医師が24時間常駐している点も魅力です。

24時間無料で相談できる健康ダイヤルを設置している市町村はまだ珍しく、市民の方からも高い評価を受けています。

魚沼市に移住したいと思ったらぜひご相談を

本記事を読んで、魚沼市に移住してみたいと感じていただけたら、下記の「魚沼市 地域創生課 まちづくり係」までご相談ください。

魚沼市では、移住定住ポータルサイト「結・魚沼」を開設し、移住希望者の方に役立つ情報を発信しています。

まずは「結・魚沼」で情報を確認し、少しでも関心を持ったらお気軽にお問い合わせください。あなたの疑問や不明点に対して、担当者が親身になって寄り添ってくれるはずです。

連絡先魚沼市
担当部署地域創生課 まちづくり係
住所新潟県魚沼市小出島910
公式サイトホームページ    https://www.city.uonuma.lg.jp/site/musubi-uonuma/

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