小樽(おたる)市は、北海道西海岸のほぼ中央に位置する市です。市街地の一方が日本海に面し、ほかの三方を山々に囲まれています。
小樽市は北海道にあって寒暖の差が小さい海洋性であるため、住みやすく、四季を通じて豊かな自然を満喫できます。また、札幌市まで車で約45分とアクセスも比較的良好です。
ぜひ本記事を読んで、小樽町への移住を検討していただけると幸いです。
Contents
1. 移住検討者が知っておくべき小樽市の2つの特徴
はじめに、移住検討者が知っておくべき小樽市の2つの特徴について解説します。
- 「小樽運河」や「小樽天狗山ロープウエイ」などの人気観光地を有する”観光都市”
- 移住・起業をサポートする専用窓口がある
1-1. 「小樽運河」や「小樽天狗山ロープウエイ」などの人気観光地を有する”観光都市”
小樽市には明治後期から昭和初期にかけての歴史的建造物が多くあり、レトロな街並みが広がっています。小樽市は、人気観光地を有する”観光都市”です。北海道有数の港湾都市として発展してきた歴史があります。
明治になり北海道の開拓が進むと、海の玄関口である小樽には人やものが集まるようになりました。
昭和初期になると金融機関や商社などが次々と進出し、小樽市は北海道経済の中心都市として発展します。その後、昭和中期頃から観光都市として注目を浴びるようになります。
今回は、小樽市にある人気の観光地を3つご紹介します。
小樽運河
参照:https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10040.html
小樽運河は、1923年(大正12年)完成した運河です。海岸を埋め立てて造られており、ゆるやかに湾曲しているのが特徴となっています。
運河の全長は1140mで、散策路には63基のガス灯が設置されています。
夕暮れ時にはライトアップされ、レトロで幻想的な景色を楽しめると評判です。
住所 | 北海道小樽市港町 |
アクセス | JR小樽駅から徒歩約10分 |
堺町通り商店街
参照:https://otaru-sakaimachi.com/shop/orgel/
小樽堺町通り商店街は、小樽運河から徒歩約5分の場所にある商店街です。
明治後期から昭和初期にかけての歴史的建造物で構成されており、タイムスリップしたような雰囲気を楽しめます。
日本最大級のオルゴール専門店「小樽オルゴール堂 本館」や手作り硝子を展示販売する「大正硝子館 本店」など、個性的なショップが立ち並んでいます。
住所 | 北海道小樽市堺町6-11 |
アクセス | JR南小樽駅から徒歩約10分 |
天狗山
参照:https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10038.html
標高532.4mの天狗山は、小樽市街や日本海を一望できる人気スポットです。天狗山は函館山・藻岩山の夜景と並び、北海道三大夜景として知られています。
天狗山の山麓から山頂までの全長735mを結ぶのが「天狗山ロープウエイ」です。約5分間の空中散歩を楽しめ、家族連れやカップルから人気を集めています。
天狗山にはスキー場や展望レストランもあり、四季を問わずに楽しめるおすすめのスポットです。
住所 | 北海道小樽市最上2丁目16-15 |
アクセス | 路線バス利用 JR小樽駅から約17分 |
1-2. 移住・起業をサポートする専用窓口がある
小樽市では、移住・起業をサポートする専用窓口として“おたる移住・起業「ひと旗」サポートセンター”を設置しています。
「ひと旗」サポートセンターでは、小樽市への移住・起業を希望する方に向けて次のようなサポートを行っています。
- 地域や住まいに関する情報を提供
- コミュニティ形成に関する情報を提供
- 就職先の紹介
- 起業の心得・融資・事業計画づくりのサポート
- 事業承継について など
オンラインでの相談も可能となっているため、小樽市への移住に関心のある方は気軽に相談してみましょう。
おたる移住・起業「ひと旗」サポートセンターの詳細は、下記のURLから確認できます。
https://otaru-iju.com/supportcenter
2. 小樽市の暮らしに関する情報
ここまで移住検討者が知っておくべき小樽市の特徴について解説しました。続いては小樽市の暮らしに関する情報について紹介します。
人口 | 105,386人(R6.6.30現在) |
面積 | 243.83㎢ |
学校数 | 小学校、中学校共に10校以上。高校7校。 |
気候 | 日最高気温34.9℃ 日最低気温-13.5℃ (R5年) |
医療施設数 | 病院、診療所共に10施設以上。 |
交通アクセス | 小樽駅⇔札幌駅 高速バス:約60分 JR(快速):約30分 車:高速道路利用約45分 小樽駅⇔新千歳空港 JR:約75分 |
保育所・幼稚園 | 認定こども園、保育所共に10施設以上。幼稚園7施設。 |
2-1. 金銭面以外でも子育てをサポートしてくれる
小樽市では、子育て支援・子ども支援に力を入れています。支給金や医療費助成など、金銭面のサポート以外にも力を入れている点が大きな特徴です。
今回は、小樽市が行っている代表的な子育て支援を3つ紹介します。
小樽地域子育て支援センター
小樽地域子育て支援センターは、就学前の子どもと保護者の方が利用できる施設です。保育士が遊びや親子の交流の場を提供するなど、さまざまな形で子育て支援を行っています。
小樽市では、3か所の子育て支援センターを解説しています。くわしくは下記のURLから確認してください。
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020111001022
おたるファミリーサポートセンター
おたるファミリーサポートセンターは、子育ての援助を行いたい方と子育ての援助を受けたい方をつなげるサービスです。具体的には、子どもの預かりや送迎などに対応しています。
対象者は市内に居住または勤務し、小学校6年生までの子どもの保護者です。日常的な預かりは30分300円〜利用できます。
緊急時の預かりや宿泊を伴う預かりにも対応しているため、子育て家庭の強い味方となってくれるでしょう。
おたるファミリーサポートセンターの詳細については、下記のURLから確認できます。
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020110600479
こども家庭センター「にこにこ」
こども家庭センター「にこにこ」は、妊娠・出産・子育てのワンストップ相談拠点です。妊娠期から子育て期において、保健師や社会福祉士などが相談者の気持ちに寄り添いながら相談に応じます。
利用が重なることがあるため、来所でのご相談は事前に電話予約をお願いしています。直接足を運べない場合には、電話での相談も可能です。
こども家庭センター「にこにこ」の詳細については、下記のURLから確認できます。
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2024022200055
2-2. 札幌市から約40kmの距離にあり、車で約45分とアクセス良好
小樽市は札幌市から約40kmの距離にあり、車(高速道路利用)で約45分とアクセス良好です。一般道でも約1時間で札幌市にアクセスできます。
小樽市から札幌市までの所要時間は以下を参考にしてください。
- 車:一般道 約1時間、高速道路利用 約45分
- 電車:快速 約30分
- 高速バス:約1時間
なお、新千歳空港までは電車で約1時間15分です。田舎暮らしを楽しむ一方で、すぐに都市部に出ていきたい方には小樽市での暮らしをおすすめします。
小樽市に移住したいと思ったらぜひご相談を
レトロな街並みが特徴の小樽市では、落ち着いた雰囲気の中でのびのびと子育てができます。子育て支援も充実しており、共働き世帯やひとり親世帯の方も安心です。
本記事を読んで、小樽市に移住してみたいと感じていただけたら、下記の「おたる移住・起業「ひと旗」サポートセンター」までご相談ください。
また、小樽市では移住希望者の方向けに情報サイト「笑になるおたる」を開設しています。
上記Webサイトも併せてご確認いただき、少しでも気になった方はお気軽にお問い合わせください。
連絡先 | 0134-22-1177 |
小樽移住相談窓口 | おたる移住・起業「ひと旗」サポートセンター |
住所 | 小樽市花園2丁目22番1号 |
公式サイトホームページ | https://hitohata.otarucci.jp/ |