肉・野菜・魚など美味しい食べ物が多く、生活しやすいまち

【鹿児島県鹿屋市への移住】まちの魅力や暮らし、支援制度を解説

鹿児島県鹿屋市は、人口約10万人、大隅半島の中核的都市として交通、産業、医療・福祉、教育の拠点を担っています。

肉・野菜・魚など美味しい食べ物が多く、生活しやすいまちです。また、都会に比べて低家賃で快適な広さの家に住むことができるのも魅力です。

市街地から見える高隈山

子育て支援施設も充実しており、お子さんがいるご家族の移住先としておすすめです。

子育て交流プラザ あそVIVAかのや

今回の記事では、鹿屋市役所市長公室地域活力推進課の須山さんにお話を伺いながら、鹿屋市の特徴、暮らしに関する情報、活用できる支援制度、移住者の声を紹介していきます。

1. 移住検討者に知ってもらいたい鹿屋市の3つの特徴

これから鹿屋市へ移住を検討している方に向けて、知ってもらいたい鹿屋市の特徴を3つご紹介いたします。

実際に移住をした際に、どのような生活ができるかというイメージを膨らませていきましょう。

1-1. 人の良さが自慢で新しい人を受け入れる地域性

地域の方々とジャガイモの収穫をする地域おこし協力隊員

鹿屋市は、海上自衛隊鹿屋航空基地をはじめ官公庁が多く立地していて、毎年5,000人程度の人が入れ替わるため、新しい人を受け入れやすい地域性があります。

横断歩道で止まった車に児童がお辞儀したり、すれ違う人に大きな声であいさつしたいとほっこりするシーンも多く見られ、素直でやさしい子供が育つ環境と言えるでしょう。

出典:かのやくらし「鹿屋市」
https://www.city.kanoya.lg.jp/kigyou/kanoya_miryoku.html#%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%83%85%E5%A0%B1

1-2. 日本有数の食料供給基地『かのや』

約3万人が来場する『かのや農業まつり』で和牛日本一の記念イベント

鹿屋市を訪れた方に印象を聞くと決まって「食べ物が美味しい!」と話されます。それもそのはず。鹿屋市は農畜産業が盛んで、和牛日本一になった鹿児島黒牛が生まれたまちでもあります。

このほかにも、サツマイモの「かのや紅はるか」や日本一養殖が盛んな大隅半島の「うなぎ」、ブランド魚である「かのやカンパチ」など多くの地場産品があります。

ここでは、お肉・野菜・魚の3つに分けて紹介していきます。

①お肉

第11回全国和牛能力共進会にて優勝し、日本一に輝いた「鹿児島黒牛」は、きめ細やかな柔らかい肉質とバランスよく織り込まれたサシが特徴です。ふるさと納税の返礼品としてもご用意していますので、これを機にぜひご堪能ください。

一方で、繁殖農家が減少する中、鹿屋市の女性畜産家の上別府美由紀さん(美由紀牧場経営)は、スマート機器などを積極的に活用し、他の女性従業員と協力し合いながら規模拡大を実現しています。

また、農業女子プロジェクトを通じて、体力的にきつく、男性中心と思われがちな畜産のイメージチェンジを目指し、女性も働きやすい環境づくりに奮闘しています。

美由紀牧場を経営する上別府美由紀さん

https://norman.jp/stg/miyukikamibeppu/

②野菜

お肉のほかにも、野菜が新鮮で特産物が豊富であることも鹿屋市の特徴です。

下記が農産物一覧となっており、広い土地を利用し、多くの新鮮な野菜を育てています。

ごぼう農家による収穫の様子
  • さつまいも
  • ゴボウ
  • ブロッコリー
  • キャベツ
  • 大根
  • ニンジン
  • ピーマン
  • キュウリ

鹿屋市吾平町でピーマン農家を営む移住者の茅場さん

ピーマン、キュウリは行政区を超え、鹿児島県のブランド指定を受け安定的に出荷されており市場から高い評価を受けているおすすめ品です。

③魚

全国で最も早く養殖に着手した鹿屋市漁協の養殖カンパチ。鹿児島県の認定するブランド魚です。

鹿屋市の市花である「バラ」の花びらの粉末を餌に混ぜ与えているのが特徴で、バラの花びらに含まれるポリフェノール効果により、ヘルシーな魚に育ち、魚臭さが抑えられ鮮度が長く保たれる美味しい「かのやカンパチ」です。

大隅半島は、うなぎの生産量が日本一(出典:農林水産省 2020年海面漁業生産統計調査)で、本市のふるさと納税返礼品の中でも人気第1位。全国各地多くの寄附者からリピートされるなど、自慢の特産品となっています。

1-3. 車での通勤が苦にならない

鹿児島県鹿屋市は、マイカー通勤が一般的ですが、渋滞は少なく、車での通勤が苦にならないことに加え、平均通勤時間が、東京の41分に対し、鹿屋市は13.8分と非常に短いのも魅力です。(出典:総務省統計局「住宅・土地統計調査」平成30年)

市の中心部から30分圏内に海も山もあり、豊かな自然を身近に感じることができる環境です。
都会での満員電車の通勤にストレスを感じている方は、ゆったりとした毎日を過ごせるはずです。

2. 鹿屋市の暮らしに関する情報

それでは、鹿屋市の暮らしに関する情報について、暮らしやすさに関する特徴を3つ紹介していきます。まずは、基本情報を下記の表に掲載するので、参考にしていただければ幸いです。

人口98,594人(2023年10月1日現在)
面積448.15㎢
教育機関小学校:23校
中学校:12校
高等学校:6校
鹿屋市立看護専門学校
国立大学法人鹿屋体育大学
保育所・幼稚園・認可保育所(11)
・認定こども園(33)
・地域型保育事業所(9)
・私立幼稚園(3)
出展:鹿屋市ホームページ
https://www.city.kanoya.lg.jp/kouhou/kyoiku/kosodate/shisetsu/index.html
気候温暖多雨気候
年間平均気温:17.6℃(統計期間:平成26年~30年)
年間降水量:3,141mm(統計期間:平成26年~30年)
医療施設数病院:13施設
一般診療所:59施設
歯科診療所:47施設
出展:鹿屋市ホームページ
https://www.city.kanoya.lg.jp/kenkan/kenko/kenko/iryo/iryokikan.html
交通アクセス・溝辺鹿児島空港ICから鹿屋まで約70分
・鹿児島ICから鹿屋まで約100分
有効求人倍率1.33倍(令和4年10月時点)
賃貸の家賃相場(築10年以内)1K:2.94万円
ワンルーム:3.45万円
1LDK:4.49万円
2LDK:5.03万円
3LDK:5.98万円
出典:賃貸住宅物件情報DOOR 鹿屋市の家賃相場情報
https://door.ac/soba/kagoshima/city-46203

2-1. 低賃料で広い家で暮らせる

まずは、都会に比べて低賃料でありながら、広い家で暮らせます。

東京の1か月あたりの平均家賃82,360円に対し、鹿屋市の1か月あたりの平均家賃は34,987円と半分以下です。
(出典:総務省統計局「住宅・土地統計調査」平成30年)

住宅地の地価に関しても、東京415,200円に対し、鹿屋市が12,500円と驚きの価格です。
(出典:一般財団法人土地情報センター「地価公示」平成31年)

土地が広いので庭付きの平屋が多く、駐車場代もかかりません!お子さんがいらっしゃるご家庭は、家賃を抑えた分を子育て費用に充てることができます。実際に、子どもに投じるお金を増やすことができたと話す移住者もいらっしゃいますのでオススメポイントです。

出展:かのやで暮らす(物件一覧)
https://www.city.kanoya.lg.jp/iju/akiyabank/search/list.html

2-2. 子育て支援施設が充実

子育て支援施設が充実していることも、鹿屋市で暮らしやすい特徴です。屋内施設、公園、病院施設・就学援助費に分けて紹介していきます。

①屋内施設

おすすめの屋内施設は3つあります。

  • あそVIVA!かのや(鹿屋市子育て交流プラザ)
  • つどいの広場
  • 保育園、放課後児童クラブ

あそVIVA!かのや(鹿屋市子育て交流プラザ)

あそVIVA!かのや(鹿屋市子育て交流プラザ)は、乳児から小学3年生までのお子さんとご家族が一緒に利用でき、雨の日でも快適に過ごすことができます。

トランポリンやすべり台、知育玩具といった遊び道具があり、季節ごとのイベントも開催され、親子一緒に遊びの場を楽しめるだけでなく、子育てに関する相談も受け付けているので、子育て世帯の交流の場としてもオススメです。

住所〒893-0013鹿児島県鹿屋市札元1丁目8番7号(県民健康プラザ健康増進センター内
TEL0994-45-7177
出典:あそVIVA!かのや
https://www.city.kanoya.lg.jp/kosodate/kosodatekouryuupurazatop.html

つどいの広場

つどいの広場では、3歳までのお子さんとご家族がご利用でき、子育て世帯の交流の場を提供しています。対象施設は複数あり、開館する曜日が決まっていますので事前にご確認ください。

  1. つどいの広場「ひよこ」
  2. つどいの広場「ふれあい」
  3. つどいの広場「ひまわり」
  4. つどいの広場「バンビ」
  5. つどいの広場「りな」
  6. つどいの広場「太陽の丘」
  7. 地域子育て支援センター「ふたばRCルーム」
  8. 地域子育て支援センター「わかば楽楽」
当部署鹿屋市保健福祉部子育て支援課管理係
TEL0994-31-1134
FAX0994-44-2494
出典:つどいの広場
https://www.city.kanoya.lg.jp/hoiku/kyoiku/kosodate/sonohoka/kosodatetudoicorona001.html

保育園、放課後児童クラブ

一時預かりができる保育園やこども園が12か所、フルタイムの仕事を続けるために必要な放課後児童クラブも23か所あり、子供を安全に見守ってもらうことができます。

出典:子育て支援制度
https://www.city.kanoya.lg.jp/hoiku/kyoiku/kosodate/shien/shiensedo.html

②公園

子どもが遊べるオススメの広い公園をご紹介します。

  • 霧島ヶ丘公園
  • 鹿屋中央公園

霧島ヶ丘公園

霧島ヶ丘公園では、四季を感じながら、芝生で寝転んだり、海を見たりリラックスできます。

また、日本最大級の「かのやばら園」があり、4月から6月と10月から11月のシーズンは綺麗なバラを見ることができます。
春と秋が見ごろですが、冬にはクリスマスファンタジーナイト(2023年12月11日〜12月25日、17:30〜20:30)が催され、20万球のイルミネーションで幻想的な夜を楽しめます。

開園時間は9:00〜17:00で、入場料は大人630円、小中高生110円です。休園日は、月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始となっています。

住所鹿屋市浜田町1250番地
TEL(0994)40-2170)
出典:霧島ヶ丘公園
https://www.city.kanoya.lg.jp/kirikou/shise/sonota/shisetsu/kirishimagaoka.html
出典:ばらのまちやかのやポータルページ
https://www.city.kanoya.lg.jp/kirikou/bunka/koen/kanoyabaraen/portal.html

鹿屋中央公園

鹿屋中央公園は、テニスやサッカー、ソフトボールなどの球技場のほか、小動物園でうさぎと触れ合うことができ、未就学児には人気があります。

また、春はきれいな桜を満喫し、夏は期間限定で開かれるプールでは、たくさんの子どもたちがはしゃいで楽しんでいます。

住所鹿屋市向江町29番1号
TEL(0994)43-7221)
出典:鹿屋中央公園
https://www.city.kanoya.lg.jp/kouen/kyoiku/kosodate/sonohoka/koenshokai.html#%E9%B9%BF%E5%B1%8B%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%85%AC%E5%9C%92

③病院施設・就学援助費

総合病院が4つあり、小児科も6か所、夜間対応の救急外来もあるので安心です。

病院・小児科・救急外来一覧表

病院名住所TEL
かのや東病院鹿児島県鹿屋市笠之原町2923-10994-42-3111
恒心会おぐら病院鹿児島県鹿屋市笠之原町27-220994-44-7171
井ノ上病院鹿児島県鹿屋市王子町3980-10994-42-5275
大隅鹿屋病院鹿児島県鹿屋市新川町6081-10994-40-1111
えとう小児科札元2丁目3771-70994-40-3700
こだま小児科笠之原町29-240994-41-5111
おひさまこどもクリニック新川町609-10994-42-7822
まつだこどもクリニック西原2丁目35番3号0994-52-0507
やのファミリークリニック寿4丁目11-220994-43-6248
鹿屋医療センター札元1丁目8-80994-42-5101
大隅広域夜間急病センター鹿屋市共栄町14番18号0994-45-4119

乳幼児医療費助成

鹿屋市では、18歳に達する日以後の3月31日までのお子さんにかかった医療費全額を助成しています。
子どもに関する保健福祉制度/鹿屋市 (kanoya.lg.jp)

給食費半額助成

経済的な負担を軽減するために令和5年度の市内の小中学校は給食費半額となり、高校生応援給付金として月額5千円が支給されます。子供がいるご家庭にとってはうれしい援助です。

2-3. 生活に役立つお店や施設がまとまっていて暮らしやすい

生活に役立つお店や施設がまとまっていて暮らしやすいことも特徴です。

都会にある大きなショッピングモールは残念ながらありませんが、実際に日常生活で必要な食材や生活用品が購入できるスーパーマーケットやドラッグストアは充実しています。

駐車場が広くて無料、ドアtoドアで買い物が楽、24時間営業のスーパーマーケットが多いので、特に家族連れでの買い物を楽しむことができます。

また、大手外食チェーン店も充実していますのでご安心ください。

3. 鹿屋市に移住する際に活用できる支援制度

ここまで、鹿屋市での暮らしに関する情報を紹介してきました。

それでは、実際に鹿屋市に移住する際に活用できる支援制度についてご紹介します。

3-1. 移住支援金制度

東京23区(在住者または通勤者)から鹿児島県内に移住し、移住支援金対象企業に就業やテレワークにより仕事を継続する方、または起業支援金の交付決定を受けた方に対して、移住先の市町村への申請に基づいて、移住支援金が交付される制度です。

支援金の支給額

2人以上の家族・世帯100万円
単身者60万円
18歳未満の世帯員を帯同しての移住18歳未満の方1人につき最大100万円加算

詳しくは下記URLをご覧ください。

出典:移住支援金制度
https://www.pref.kagoshima.jp/af23/izyusien.html

3-2. テレワーク移住奨励金

テレワークを継続しながら県外から本市へ移住した方を対象に、最大75万円の移住奨励金が交付される制度です。

単身者30万円
2人以上の家族・世帯50万円
18歳未満の世帯員を帯同しての移住25万円の加算

交付要件

  • 転入日において60歳未満であること
  • 転入日の前6ヶ月以上継続して県外に住民登録があること
  • 申請後、3年以上継続して本市に居住する意志があること
  • 転入に際し、県外から本市に住民登録をしていること
  • 転勤者及び転勤者の世帯員でないこと

出展:テレワーク移住奨励金
https://www.city.kanoya.lg.jp/iju/oyakudachi/shien/telework.html

3-3. 移住体験活動「子育て世帯移住体験ツアー」

移住を検討している親子を対象に「子育て世帯移住体験ツアー」を夏、秋、冬の3回実施しています。1回のツアーにつき、先着3組まで募集しており、旅費、宿泊、レンタカー代等に対する補助制度もあるので安心です。

子育て世帯移住体験ツアー【夏】の体験メニューで海水浴

詳しくは下記URLをご覧ください。

出典:子育て世帯移住体験ツアー
https://www.city.kanoya.lg.jp/iju/oyakudachi/kosodateijuutour.html

3-4. 空き家バンク制度

鹿屋市では、空き家や空き店舗を有効活用するために、移住希望者に対して、空き家情報の提供や移住・定住を促進しています。

対象者

下記のどちらかを満たす方が空き家バンク制度の対象者です。

  • 市外から鹿屋市に定住しようとしている方
  • 定期的に滞在し、経済・教育・文化・芸術活動などを行い2拠点(多拠点)生活を行う方

補助金額
下記表は、各項目とその補助金額一覧です。

項目補助金額
引っ越し費用(移住する方)対象経費の50%以内で上限50,000円(同一世帯で1回のみ使用可能)
改修費用(空き家バンク登録者)対象経費の50%以内で、業者に依頼する場合は上限500,000円、自ら改修する場合は上限300,000円(補助上限金額に達するまで)
家財道具等処分費用補助(空き家バンク登録者)対象経費の3分の2以内で上限50,000円(同一物件で1回のみ使用可能)
鹿屋市支え愛ファミリー住宅改修応援事業(リフォーム工事費用、昭和56年6月1日以降に建築・着工された戸建てまたは集合住宅)・子育て世帯または高齢者世帯=補助率20%、限度額200,000円
・定住世帯=補助率30%、限度額300,000円
・一般世帯=補助率15%、限度額200,000円
鹿屋市コンパクトシティ推進住宅取得支援事業(令和5年7月1日以降に立地適正化計画の居住誘導区域内等に住宅を新築または購入した方)・新築住宅の取得または建売住宅購入=300,000円
・中古住宅の取得=200,000円
※下記に当てはまる方には上記補助金のほかに追加で補助金が加算されます。
・転入者には追加で300,000円
・新婚・子育て・高齢者世帯には追加で200,000円
・鹿屋市空き家バンクに登録された住宅の場合=100,000円
ただし、補助金の上限額は100万円

詳しくは下記URLをご覧ください。

○空き家バンク制度
https://www.city.kanoya.lg.jp/iju/akiyabank/index.html

○支え愛ファミリー住宅改修応援事業
https://www.city.kanoya.lg.jp/kenchikukakari/kurashi/tochi/kenchiku/sasaeai.html

○コンパクトシティ推進住宅取得支援事業
https://www.city.kanoya.lg.jp/kenchikukakari/kurashi/tochi/kenchiku/connpakutocity.html

4. 鹿屋市移住者の声

ここまで、鹿屋市に移住する際に活用すべき支援制度を解説してきました。

それでは、実際に鹿屋市へ移住した方の声を聞いて、移住してみたらどのような暮らしが待っているのかを想像してみましょう。

4-1. 島崎さんファミリー

島崎さんファミリーは3人の子どもたちと東京から鹿屋市に移住してきました。

移住のきっかけは、妻の実家がある鹿屋市での里帰り出産に合わせてテレワークした際に、支障なく仕事ができたこと。

都会では不審者などの問題もあって、学校は保護者にとって「立ち入りにくい場所」と感じていたが、鹿屋だと一緒に子どもを育てようと活動していて、とても素晴らしい。自衛隊基地があり、先生方が転校生の受入れに慣れていてヨソモノ感なく子どもたちを受け入れてもらえたことがありがたかったと言います。

東京と比べると家賃が低いので、浮いたお金で子どもたちの習い事を増やすこともできたそうです。

4-2. 佐藤さんファミリー

佐藤さんファミリーは、2021年の夏に東京都から鹿屋市へ移住してきました。

二人とも東京出身でしたが、空気がおいしく景色もよい、さらに子供や孫に「田舎」を作ってあげたいという心温まる理由で移住を決断したと言います。

広い空と広大な景色、騒がしすぎずにほどよい町並み、都会にはない素晴らしい環境を体感して鹿屋市を選びました。
市役所やコミュニティ協議会の方々も協力的なことに加え、町中にいる店員さんや子供たちも気遣いやあいさつが素敵で、とても住みやすいと実感しています。

「お肉がとてもおいしく、つい食べ過ぎて太りやすくなってしまう」と笑いながら答えています。

詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.city.kanoya.lg.jp/iju/info/interview/satou.html

4-3. 浜洲さんファミリー

浜洲さんファミリーは3人の子どもたちと広島から移住してきました。

移住のきっかけは、コロナ禍により外出が制限され、庭もないアパート暮らしに子どもたちもストレスを感じていた折、鹿屋市は自然然豊かで子どもたちが体を動かすことができそうとの理由。

家の裏手にある耕作放棄地を活用できないかと考え、今では焼酎用のコガネセンガン(サツマイモ)を栽培。農作業では、得意のドローンを活用して肥料散布やカメラで育成状況の確認をするほか、学校跡地を拠点にドローン講習会などを行っています。

畑で農作物を育て、お子さんと一緒に収穫されています。子どもたちは自分たちで採った作物を食べることが嬉しいようです。自然が生活の一部となっており、子育てには最適な環境であることが伺えます。

鹿屋市に移住したいと思ったらぜひご相談を

今回須山さんに取材させていただき、インタビュアーの私も鹿屋市に思わず移住してみたくなりました。特に美味しい食べ物には目のない自分にとって、魅力的なお肉や魚、野菜が目白押しな点は、話を聞きながらよだれが出そうになってしまいました…笑

今回の記事を読んで、鹿屋市に移住してみたいと興味を持っていただけたら、下記の鹿屋市 かのや移住サポートセンターまでご相談ください。賃料も安い特徴がありますので、ストレスない暮らしが実現できるはずです。

連絡先TEL:0994-43-2111(代表) 0994-45-6930(直通)
FAX:0994-31-1172
そのほか、メールやLINEでのお問い合わせも可能です。公式ホームページをご覧ください。
担当部署鹿屋市 かのや移住サポートセンター
公式移住情報サイトhttps://www.city.kanoya.lg.jp/iju/index.html

関連記事

  1. 【静岡県森町への移住】まちの魅力や暮らし、支援制度を解説

  2. 【愛知県蒲郡市への移住】まちの魅力や暮らしを解説

  3. 【北海道室蘭市への移住】まちの魅力や暮らし、支援制度を解説

エリアから探す

特徴から探す