宮代町は埼玉県の北東部に位置し、北西から南東にかけて細長い形をしており、春日部市や久喜市などの4市町村に隣接しています。

【埼玉県宮代町への移住】まちの魅力や暮らしを解説

宮代町は埼玉県の北東部に位置し、北西から南東にかけて細長い形をしており、春日部市や久喜市などの4市町村に隣接しています。

昭和40年代以降、町を縦断する東武スカイツリーラインの3つの駅を中心にベッドタウンとして発展し、2024年8月時点の人口は約3万4千人です。

利便性と豊かな自然を兼ね備えているため、子育て世代を中心に移住先としても人気を集めています。

ぜひ本記事を読んで、宮代町への移住を検討していただけると幸いです。

1. 移住検討者が知っておくべき宮代町の3つの特徴

はじめに、移住検討者が知っておくべき宮代町の3つの特徴について解説します。

  • 田や畑などの農風景が残る自然豊かなまち
  • 東武スカイツリーラインがまちを縦断していて、都心にアクセスしやすい
  • 米「みやしろっ子」や巨峰などの特産品が有名

1-1. 田や畑などの農風景が残る自然豊かなまち

出典:https://www.town.miyashiro.lg.jp/0000023172.html

宮代町では、「農のあるまちづくり」を進めています。

宮代町には田園が多く見られ、春は「水田」、夏は「青田」、秋は「稲田」を楽しめます。

宮代町では、田園風景を楽しみながらの散歩やランニングも可能です。川や水路沿いに遊歩道が複数整備されており、自然に触れながら安全に運動ができます。

広大な公園や農業体験ができる施設もあり、自然の中で子育てをしたい方におすすめのまちです。

1-2. 東武スカイツリーラインがまちを縦断していて、都心にアクセスしやすい

宮代町は東武スカイツリーラインがまちを横断していて、都心へアクセスが抜群です。

宮代町へのアクセスは次のとおりです。

  • 電車:「浅草」もしくは「北千住」から東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)・日光線・地下鉄日比谷線・半蔵門線で「東武動物公園」「姫宮」「和戸」下車
  • 車:東北自動車道久喜IC、岩槻ICから約20分

電車の場合は、北千住駅から約40分でアクセス可能です。なお、宮代町内に高速道路のインターチェンジは置かれていません。

宮代町は都心への通勤圏にあるため、人気を集めています。

1-3. 米「みやしろっ子」や巨峰などの特産品が有名

出典:https://www.town.miyashiro.lg.jp/0000007885.html

宮代町は、豊かな自然が生み出す特産品に恵まれたまちです。今回は、宮代町を代表する3つの特産品をピックアップします。

  • 巨峰

宮代町は米の生産が盛んで、宮代産コシヒカリ「みやしろっ子」や新しい村で生産しているコシヒカリ「村育ち」などが知られています。

また、巨峰や梨などのフルーツの栽培も盛んです。とくに巨峰は宮代町のシンボル的存在となっています。

宮代町では昭和30年代に巨峰の栽培が始まり、昭和57年には埼玉県内でトップクラスの収穫量を誇りました。

現在はまちを代表する特産品として、巨峰ワインやスイーツなどに商品化されています。

巨峰の実の色は、宮代町のイメージカラーにも採用されています。

2. 宮代町の暮らしに関する情報

ここまで移住検討者が知っておくべき宮代町の3つの特徴について解説しました。続いては、宮代町の暮らしに関する情報について紹介します。

人口約33,400人
面積15.95平方キロメートル
学校数小学校4校、中学校3校、特別支援学校1校、高等学校1校、大学1校
気候温暖気候 
8月平均気温:約29℃      
1月平均気温:約4℃
出典元:気象庁(久喜市参照)
医療施設数診療所 10施設
歯科医院 11施設
交通アクセス東武スカイツリーライン「北千住駅」から「東武動物公園駅」まで約40分  
JR湘南新宿ライン「池袋駅」から久喜駅経由東武スカイツリーライン「東武動物公園駅」まで約70分
有効求人倍率約0.60倍
保育所・幼稚園認可保育園 6施設
小規模保育施設 3施設
私立幼稚園 4施設
賃貸の家賃相場(築10年以内)・ワンルーム 4.95万円
・1K 5.30万円
・1LDK 6.62万円
・2LDK 7.80万円
・3LDK 9.62万円
出典元:https://www.athome.co.jp/chintai/souba/saitama/minamisaitama_miyashiro-city/?chiku-nen-range=004

2-1. 「子育てサロン」や「子育て応援隊」など、地域で子育てをサポート

宮代町では、子育て支援に力を入れています。手当や助成はもちろん、地域の交流の場を作るなど子育て中のパパ・ママを精神面でもサポートします。

宮代町の代表的な子育てサポートは次の3つです。

地域子育てサロン

地域子育てサロンとは、子育て中のパパ・ママの交流の場です。子育て中のパパ・ママたちが関心のあることを講座やイベントにして地域住民と交流します。

2023年度には、子育てサークル、パン作り、農業体験などが実施されました。地域子育てサロンについてくわしく知りたい方は、下記のURLからご確認ください。

https://www.kuraso-miyashiro.com/kosodate/salon

子育て応援隊

子育て応援隊とは、地域住民が特技や資格を活かして子育て中のパパ・ママをサポートする制度です。

子育て応援隊の具体的な活動は、ワークショップの講師、コーディネーター、イベント開催中の子どもの世話など多岐に渡ります。

子育て応援隊についてくわしく知りたい方は、下記のURLからご確認ください。

https://www.kuraso-miyashiro.com/kosodate/cheeringparty

ファミリー・サポート、緊急サポート

ファミリー・サポート/緊急サポートは、近くに頼れる人がいない中で子育てをしている保護者を支える制度です。

育児の援助を受けたい保護者と行いたい地域住民が会員となり、サポート・センターが仲介して会員同士で支え合います。

提供会員(有償ボランティア)は4日間の講習に参加し、実践的なスキルを学んでいるため安心です。

ファミリー・サポート/緊急サポートについてくわしく知りたい方は、下記のURLからご確認ください。

https://www.town.miyashiro.lg.jp/category/13-2-4-0-0-0-0-0-0-0.html

2-2. 宮代町で働きたい方をサポート

「移住後の仕事が心配」と感じている方は多いのではないでしょか。宮代町にはさまざまな働き方があり、移住後に創業したり農業に従事したりすることも可能です。

宮代町で働きたい方に向けたサポート制度や窓口も充実しているため、まずは気軽に相談してみましょう。

今回は、宮代町が実施している就業サポートを3つ紹介します。

宮代町創業促進事業補助金

宮代町創業促進事業補助金は、宮代町内で創業する方を支援するための補助金です。補助率は2分の1、補助金額の上限は20万円となります。

希望者は申請前に宮代町商工会で面談を受ける必要があります。くわしくは下記のURLをご確認ください。

https://www.town.miyashiro.lg.jp/0000018770.html

宮代町農業担い手塾

宮代町では、宮代町内で就農を希望する方を研修生として受け入れています。宮代町農業担い手塾では、農業経営者として自立・定着するための支援を行います 。

研修期間は3年間で、対象者は満18歳以上57歳以下の方です。そのほかにもさまざまな応募資格が定められているため、くわしくは下記のURLをご確認ください。

https://www.town.miyashiro.lg.jp/0000017899.html

商工業活性化事業補助金(空き店舗活用補助金)

商工業活性化事業補助金とは、宮代町内の商店会や個店を支援するための補助金です。

宮代町に移住後、空き店舗を借りて出店したい方は「空き店舗活用補助金」を活用できます。補助率は1/2、限度額50万円です。

商工業活性化事業補助金(空き店舗活用補助金)についてくわしく知りたい方は、下記のURLからご確認ください。

https://www.town.miyashiro.lg.jp/0000018744.html

2-3. 「東武動物公園」や「新しい村」など、家族で楽しめる観光スポットが豊富

宮代町には、家族で楽しめる観光スポットが点在しています。今回は、とくにおすすめしたい3つのスポットを紹介します。

東武動物公園

提供:東武動物公園

宮代町を代表する観光スポットは、宮代町と白岡市にまたがる東武動物公園です。

東武動物公園は1981年(昭和56年)に開園したレジャー施設で、遊園地や動物園のほか「東武スーパープール」や植物エリア「ハートフルガーデン」を併設しています。

東武動物公園には、ホワイトタイガーをはじめ約120種の動物たちが飼育されています。

動物と触れ合えるイベントやパレードなども実施しているため、子育て世帯にとくにおすすめのスポットです。

毎年3月8日に一番近い日曜日を「宮代町民入園無料の日」としており、宮代町民は無料で入園できます。

連絡先  TEL:0480-93-1200
担当部署東武動物公園
住所・アクセス埼玉県宮代町須賀110
URLhttps://www.tobuzoo.com/

新しい村

出典:https://www.atarasiimura.com/

新しい村とは、宮代町が整備した「農」をテーマとした施設です。

「生産」「消費」「農業体験」などを通して、新しいコミュニティや新しい価値を創造することを目的としています。

農体験や食育を通して、子どもの成長を実感できるおすすめのスポットです。

施設内にはカフェや農産物の直売所もあり、大人でも十分に楽しめます。宮代町の特産物を使用したスイーツやジャムなども購入可能です。

連絡先  TEL:0480-36-3441
担当部署新しい村
住所・アクセス埼玉県宮代町字山崎777-1
URLhttps://www.atarasiimura.com/

はらっパーク宮代

出典:https://www.town.miyashiro.lg.jp/0000018507.html#index-2-13

はらっパーク宮代は、多目的広場・小広場・中央園路広場・調整池の4つの施設で構成された公共施設です。宮代町民の憩いの場として親しまれています。

メインとなる多目的広場では、グラウンドゴルフやサッカーなどのスポーツを楽しめます。

また、グラウンドゴルフコースやストライダーの公認コースが常設されている点も魅力です。パーク内には有料施設もありますが、いずれも格安で利用できます。

連絡先  TEL:0480-34-1111
担当部署宮代町まちづくり建設課
住所・アクセス埼玉県宮代町金原295
URLhttps://www.nem-shiteikanri.jp/shisetsu/halappark/

2-4.  宮代町へ移住を検討している方対象の「みやしろ初めてツアー」随時開催

宮代町では、移住を検討している方を対象とした「みやしろ初めてツアー」を随時開催しています。

所要時間は2時間程度で、希望の物件近くの公共施設を職員が案内します。見学場所のリクエストも可能です。

参加費は無料ですが、事前に宮代町の公式サイトもしくは電話での申し込みが必要となります。くわしくは下記のURLをご確認ください。

https://www.kuraso-miyashiro.com/tour/

宮代町に移住したいと思ったらぜひご相談を

本記事を読んで、宮代町に移住してみたいと思ったら、下記の「企画財政課 対話のまちづくり推進担当」までご相談ください。

あなたの疑問や不明点に対して、担当者が親身になってお答えします。

宮代町の暮らしを紹介するWebサイト「みやしろで暮らそっ」もぜひ参考にしてください。

https://www.kuraso-miyashiro.com

連絡先0480-34-1111(内線214)
担当部署企画財政課 対話のまちづくり推進担当
住所埼玉県宮代町笠原1-4-1
公式サイトホームページhttps://www.town.miyashiro.lg.jp/

関連記事

  1. 【千葉県佐倉市への移住】まちの魅力や暮らしを解説

  2. 【茨城県那珂市への移住】まちの魅力や暮らしを解説

  3. 【東京都東大和市への移住】まちの魅力や暮らしを解説

  4. 【茨城県境町への移住】まちの魅力や暮らしを解説

  5. 【北海道千歳市への移住】まちの魅力や暮らしを解説

  6. 【千葉県八街市への移住】まちの魅力や暮らしを解説

  7. 【鹿児島県姶良市への移住】まちの魅力や暮らしを解説

  8. 【千葉県八千代市への移住】まちの魅力や暮らしを解説

  9. 【埼玉県伊奈町への移住】まちの魅力や暮らしを解説