【千葉県八街市への移住】まちの魅力や暮らしを解説

八街市の魅力は、落花生をはじめとする農産物の生産が盛んであることや、のどかな風景が広がっていることなどが挙げられます。また、子どもたちが笑顔で集える施設を目指して創設された「ひまわりの家」を始め、子育て世帯のサポートにも力を入れています。

今回の記事では、八街市の特徴、暮らしに関する情報、活用すべき支援制度をご紹介していきます。都市へのアクセスが良好で、自然が豊かな地方に暮らしたいという方は、ぜひ八街市への移住を検討してみてください。

1. 移住検討者が知っておくべき八街市の2つの特徴

それでは、移住検討者の方が知っておくべき八街市の2つの特徴について解説していきます。八街市の魅力を理解して、移住後の暮らしをイメージしてみてください。

1-1. 緑豊かでのどかな風景が広がる

千葉県の中央に位置する八街市。市の大部分は平坦な地形と固い地盤で形成されているのが特徴で、緑豊かでのどかな街並みが広がっています。

代表的なスポットには、以下のようなものがあります。

• 用草(もちくさ)・根古谷(ねごや)地区にある、約2kmにも及ぶ「ソメイヨシノ桜並木」

出典:https://www.city.yachimata.lg.jp/site/iju/21274.html

• 小谷流(こやる)地区にある、里山保全を目的として整備された「山桜とほたるの里」

出典：https://www.city.yachimata.lg.jp/site/iju/21274.html

• 砂(いさご)地区にある、八街市指定文化財の天然記念物「カタクリ群生地」

出典：https://www.city.yachimata.lg.jp/site/iju/21274.html

他にも八街市には、古くから地域の人たちによって守られてきた根古谷の湧き水など、都心ではなかなか見られない、豊かな自然スポットがたくさんあります。そのため、古き良き日本の原風景に癒されたいという方にもぴったりです。

1-2.落花生、ブルーベリー、里芋、にんじんの栽培がさかん

市の面積の半数以上が畑や田と言われる八街市では、さまざまな農産物が生産されています。落花生のほか、ブルーベリー、里芋、にんじんの栽培もさかんで、収穫量においても県内トップクラスを誇っています。市内には、観光農園や貸し農園などもあり、農業や収穫を気軽に体験できるのも魅力です。

中でも、八街市は落花生の生産量が日本一です。周辺の土壌が落花生の育成に適していることから、明治末期から急速に発展。品質の改良や加工方法の改善などを重ね、高品質な落花生の生産に力を入れてきました。

また、八街市では毎年「やちまた落花生まつり」が開催されており、普通の落花生の約2倍の大きさである「おおまさり」の茹で落花生の試食や、生豆の販売、新鮮野菜などの販売が行われています。

出典：https://www.city.yachimata.lg.jp/soshiki/20/37204.html

2. 八街市の暮らしに関する情報

人口	約67,006人(令和6年1月1日時点)
面積	74.94平方キロメートル
学校数	小学校9校 中学校4校 高等学校2校
気候	海岸から離れた位置にあるため冬には気温が氷点下になることもありますが、春秋は比較的過ごしやすい気候で暮らすことができます。
医療施設数	18カ所
交通アクセス	市役所から東京駅までの所要時間 【自動車】1時間5分 【鉄道】　約57分
保育所・幼稚園	幼稚園5園（うち１園休園） 幼保連携型こども園2園 保育園10園

2-1. 都内までのアクセスが良く、通勤・通学も便利

八街市は、都内までアクセスしやすいのが魅力です。

電車は、JR八街駅とJR榎戸駅の2つの駅があります。JR八街駅からJR東京駅までは約1時間、JR千葉駅までは約30分。

車で20分圏内に佐倉、酒々井、富里、山武成東、東金、山田の6つのインターチェンジがあるため、車での移動も便利です。また、成田国際空港まで約30分、酒々井プレミアムアウトレットまでは約15分と、旅行やおでかけスポットへのアクセスも◎です。

東京や千葉への通勤・通学を検討している方にとっても魅力的です。

2-2. 子育て支援施策が充実している

八街市は、子育て世帯の負担を軽減するサポートが充実しています。制度や施設を最大限に活用して、心地よい暮らしを手に入れましょう。手厚い支援の例を3つ紹介していきます。

①子育てに関する悩みや不安が相談できる「子育て支援センター」がある

「子育て支援センター」には、子育てに関する悩みや不安などを気軽に相談をすることができたり、自然と親しみながらのびのびと遊べたりする環境が整っています。ぜひ利用してみてください。

子育て支援センターを併設している施設は、以下の通りです。

• 市立実住保育園
• 私立生活クラブ風の村保育園八街
• 八街かいたく保育園
• 明徳やちまたこども園：『ほっとステーションたんぽぽ』
• 泉こども園：『ひだまり』

詳しくは、下記URLをご覧ください。
https://www.city.yachimata.lg.jp/site/kosodate/333.html

②すべての市内認可保育園で遊戯室と園庭を開放

八街市にあるすべての市内認可保育園では、「にこにこ広場」として保育園の遊戯室と園庭を開放しています。

事前予約は不要で、広い園庭や遊戯室で年次に合わせたさまざまな遊びができるのが特徴。また、お母さん方のお友達づくりや情報交換の場としても利用ができます。

③高校3年生まで医療費の助成が受けられる

八街市では、「八街市子ども医療費助成制度」を利用して医療費の助成が受けられます。この制度は、令和5年8月より、対象年齢を従来の中学校3年生までから高校3年生までに拡大しました。

対象となる医療費は、入院、通院（入院時の食事代・保険調剤含みます。）のうち、保険診療に伴う医療費の一部自己負担金部分です。 ※保険外診療の医療費は助成対象とはなりません。

負担基準額(助成対象となる医療費における窓口負担額）は、以下の通りです。

市民税所得割課税世帯→通院1回300円・入院1日300円

市民税均等割世帯及び非課税世帯→負担なし

1人の子どもが1つの医療機関で月毎に入院11日または通院6回以降→無料

詳しくは、下記URLをご覧ください。
https://www.city.yachimata.lg.jp/site/kosodate/1469.html#syoukan

2-3. 「八街中央公園」や「けやきの森公園」、「ひまわりの家」など、子育て世帯に嬉しいスポットが充実

のびのびと暮らせる自然が身近にありながら、都心へのアクセスがしやすく、「ちょうどいい暮らし」ができる八街市。ここからは、子育て世帯に嬉しい公園や児童館をご紹介します。

・八街中央公園

出典：https://www.city.yachimata.lg.jp/soshiki/20/37204.html

八街中央公園は、遠方からも親子連れが訪れる人気の公園です。遊具や砂場があり、広い園内でのびのびと遊べます。自然も豊かで、春にはお花見もできます。

また、テニスコートも併設しているので、スポーツを楽しむこともできます。

連絡先	043-443-1430
担当部署	八街市役所　都市計画課
住所・アクセス	千葉県八街市八街ほ155-1

・けやきの森公園

出典：https://www.city.yachimata.lg.jp/soshiki/24/1482.html

けやきの森公園は、JR総武本線八街駅南口より徒歩約3分とアクセスが便利な公園です。

園内には、「ピーナッツの道」と呼ばれるピーナッツの形をしたデコボコした道があります。また、芝生でボール遊びをしたり、かけっこをしたりする親子も多いです。

「八街ふれあい夏祭り」や「八街！激うま！ラーメン祭」などのイベントも開催されています。

連絡先	043-443-1111
担当部署	八街市役所
住所・アクセス	千葉県八街市八街ほ245
URL	https://www.city.yachimata.lg.jp/map/8813.html

・八街市児童館「ひまわりの家」

出典：https://www.himawari-children.jp/page-46/

児童館とは、児童福祉法に基づく施設で、0歳から18歳未満の子どもたちが自由に利用することができる施設です。

「ひまわりの家」という名称は、ひまわりが市の花であり、太陽に向かって伸びるところが、子どもたちにぴったりであるということから名付けられました。

天井の高い部屋で卓球、ボール遊びなど自由に遊べる遊戯室、子どもたちが自由に工作したり、会議などにも利用できる創作活動室などがあります。

連絡先	043-312-5226
担当部署	八街市児童館「ひまわりの家」
住所・アクセス	八街市八街ほ163番地38
URL	https://www.city.yachimata.lg.jp/site/kosodate/28196.html

八街市に移住したいと思ったらぜひご相談を

今回の記事を読んで、八街市へ移住してみたいと興味を持っていただけましたら、ぜひ八街市役所　総務部　企画政策課までご相談ください。

連絡先	043-443-1114
担当部署	総務部　企画政策課
住所	千葉県八街市八街ほ35－29
公式サイトホームページ	https://www.city.yachimata.lg.jp/ ○八街市くらしの応援サイト https://www.city.yachimata.lg.jp/site/iju/